9月13日に開幕する東京2025世界陸上へ向け、日本代表のリレーチームが4日、東京の国立競技場で公開練習を行った。
男子4×100mリレー代表の桐生祥秀(29、日本生命)や守祐陽(21、大東文化大)らは、スタートダッシュやバトンパスの練習を繰り返した。スマートフォンやタブレットで撮影した動画をコーチたちとともに確認。桐生は「しっかりと区間によってバトンもできましたし、いい流れで東京世界陸上が来るんだなっていう雰囲気は、僕自身もありましたし、選手全員があったかなと思います」と、練習を振り返った。
個人種目での代表は6年ぶりとなる桐生。「(100mは)段階を追ってうまいこと来ているので、その段階の頂点に立つように、今年一番の最高のパフォーマンスをするようにしたい」と意気込んだ。

男女混合4×400mリレー代表の栁田大輝(22、東洋大)も、スタートなどを確認。守から栁田へ“大学生・同級生コンビ”によるバトンパスの練習も見られた。1本走るごとに、選手とコーチが集まって話し合うなど、世界陸上へ向けて密なコミュニケーションを取っている様子も伺えた。
栁田は、「当日は絶対にいい雰囲気で走れると思うので、あとは自分の体をそこにどう持っていくかだけかなと思ってます」と話し、「世界陸上で燃え尽きて終われるように最大限の準備していきたい」と、力を込めた。
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