稽古総見は東京 両国の国技館にある相撲教習所で行われ、横綱審議委員会の委員や日本相撲協会の八角理事長の前で幕内力士などが秋場所に向けて調整しました。
このうち、先場所、左足の親指を痛めて5日目から途中休場した横綱 豊昇龍は、横綱 大の里と8番、大関 琴櫻と11番、胸を合わせました。

豊昇龍は左足の親指にテーピングを付けていて、左足が軸足となる右足からの踏み込みは多くなかったものの、鋭い出足からの投げ技など多彩な攻めを見せ、19番取って14勝と、ここまでは充実した内容でした。

一方、新横綱だった先場所は11勝にとどまり優勝を逃した大の里は、持ち味の馬力を生かして相手を押し込む相撲もあったものの、11番取って3勝と、調整途中の様子でした。
また、夏場所は小結で12勝、先場所は関脇で10勝を挙げ、秋場所で大関昇進に挑む関脇 若隆景は姿を見せず、師匠の荒汐親方によりますと、発熱のため稽古総見を休んだということです。
大相撲秋場所は9月14日に東京 両国の国技館で初日を迎えます。
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