車いすテニスの男子シングルスで世界ランキング1位の小田選手は去年のパリパラリンピックで金メダルを獲得し、四大大会で優勝経験がないのは全米オープンのみとなっています。

今大会には「生涯ゴールデンスラム」の達成をかけて臨んでいて、4日は、車いすの部の男子シングルス準々決勝で世界15位でイスラエルのセルゲイ・リソフ選手と対戦しました。
小田選手は第1セット、力強いサーブでポイントを重ねたほか、相手のサーブを鋭いバックハンドで返すリターンエースを決めるなどして主導権を握り、6-3で取りました。
第2セットは序盤から前に出てボレーを決めるなど積極的に仕掛けて、立ち上がりから4ゲームを連取するなど相手を寄せつけず、6-2で奪いました。
小田選手はセットカウント2対0のストレート勝ちで、この大会、3回目の出場で初めての準決勝進出を決めました。
車いす女子シングルス 上地結衣が準決勝進出

また、女子シングルスの準々決勝では世界1位の上地結衣選手が世界7位でオランダのディーデ・デ フロート選手と対戦しました。
上地選手はデ フロート選手に18勝46敗と大きく負け越していますが、直近では金メダルを獲得した去年のパリパラリンピックの決勝も含めて3連勝していました。
第1セットは3-6で落としたものの、第2セットと第3セットはいずれも6-4で奪ってセットカウント2対1で逆転勝ちし、この大会で11回目の準決勝進出を決めました。
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