大リーグ3年目の千賀投手は今シーズン序盤、防御率1点台の安定したピッチングでチームを支えましたが、6月に右足の太もも裏を痛めてけが人リストに入りました。
7月に復帰したものの、その後はコントロールが乱れる場面が増え、7月以降に先発した9試合での防御率は5.90と調子が上がらず、千賀投手自身も「ここまでうまくいかないことは今までなかったので、正直困惑している」と苦しい心境を語っていました。
メッツは5日、千賀投手がマイナーリーグに降格し、傘下の3Aのチームで調整すると発表しました。
メンドーサ監督は5日の試合前に取材に応じ「今はさまざまな要因で思いどおりにボールを操れておらず、メジャーのレベルで結果を出すには厳しい状況だ。主に上半身と下半身の連動に問題がある」と課題を指摘しました。
3Aで数試合、先発登板した上で、大リーグ復帰を検討するということで「彼はチームに貢献したい気持ちが強く、残念がっていたが最終的には同意してくれた。チームにとって重要な存在で、しっかり立て直してほしい」と千賀投手の復調に期待していました。
メッツは5日の試合前の時点でナショナルリーグ東部地区で首位のフィリーズと6ゲーム差の2位につけています。
千賀投手はマイナーリーグで調整した上で、ポストシーズン進出争いの激しさが増すレギュラーシーズン最終盤、もしくはポストシーズンでの復帰を目指します。
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