少し“天然”ところも魅力。グランパス期待のゴールキーパーで地元・春日井市出身、ピサノ選手の里帰りに密着しました。
(ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾選手)
「春日井はめっちゃ好きなんで。自然もあって高いビルがない感じが好き。空が見えていて僕は好きっすね」

地元愛を語ってくれたのは、愛知県春日井市出身、名古屋グランパスのゴールキーパー、ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾選手(19)。
カナダ人の父と日本人の母を持つピサノ選手はプロ2年目の今年5月、19歳という若さでJリーグデビューを果たすと6試合連続で負けなし。この活躍が認められ、デビューからわずか2か月で日本代表入り。

サポーターも横断幕でエールを送りました。
(ピサノ選手)
「これだけ多くの方が応援してくれているのは、すごく幸せなことだと思いますし、爪痕残せるように頑張っていきたい」
7月、ゴールキーパーとしては史上最年少で日本代表デビューを飾りました。そんなピサノ選手、プレー中の真剣な表情とは裏腹に実はちょっと天然なところも。

知らなかったレジェンドの過去
グランパスユース時代から楢﨑正剛コーチ(49)に指導を受けていますが、元日本代表でグランパスのレジェンドの現役時代を知らなかったそう。
(ピサノ選手)
「(楢﨑コーチの現役時代を)知ったのも、多分ユース入って1年ぐらいしたら友達とかが教えてくれました(笑)」
しかし、この楢﨑コーチとの出会いがピサノ選手にとって転機となりました。

二人三脚で積み重ねてきた日々が、デビューから6試合無敗という結果につながったのです。そして、ピサノ選手を支えたのがもう1人。母、繭子さん。
「森保さんがうちの息子知っているの?」
(ピサノ選手)
「(観戦する時は)祈ってそうですね。簡単に想像できる祈っている姿が。ホームは、ほぼ毎試合見に来てくれていて、すごく支えになっています」
地元の春日井に里帰りしたこの日、ピサノ選手は昔よく訪れたという飲食店へ。久しぶりの家族団らん。ピサノ家の公用語は英語です。

急成長を遂げたわが子に対して、感覚がまだ追いつていないようですが、支える気持ちは今も昔も変わりません。
来年9月、愛知・名古屋で大会があるのは知っていますか…?
(繭子さん)
「家に帰ってきた時には、普通の19歳の(息子として)責任をたまには感じない、普段のあの子に戻れるサポートができたら」

Q.認識していますか?
「認識しています!愛知でやるんですか?」
Q.どうして今、パロマ瑞穂スタジアム使えないか知っていますか?
「アジア大会のためですよね。もちろん知っています」
ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾、大物になる予感しかありません。

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