■MLB オリオールズ4×ー3ドジャース(日本時間7日、オリオール・パーク)
ドジャースの山本由伸(27)が敵地でのオリオールズ戦に今季27度目の先発、8回2/3、112球を投げて、被安打1(1本塁打)、奪三振10、四死球2、失点1(自責点1)。ノーヒットノーラン達成まであとアウト1つに迫ったが、ホームランを浴びて大記録達成とはならず。そこから中継ぎ陣が捕まり、まさかの9回2死から4失点、ドジャースは連日のサヨナラ負けで連敗は5となった。
試合後、山本は「凄く悔しく思いますし、とにかく全員でやっていくしかないなと思います」とサヨナラ負けに悔しさを滲ませた。
ノーヒットノーランを意識したかの問いには「序盤はそんなに球数が特別少なくいっているわけではなかったので、まさか9回のマウンドに上がれるとは思っていなかった。とにかく1イニングに集中して投げていました」と話し、「最近は凄くいい感覚で投げられている試合が多い。今日もどんどん調子を上げて思い切って投げていけた。調子がいい証拠かなと思います」と語った。
初めてコンビを組んだB.ロートベット(27)については「試合前も試合中もしっかりコミュニケーション取って、いいコースを狙って思い切って腕を振って投げていけたので、その思い切りが良かったかなと思います」
9回2死からホリデーに打たれた1球には「いいコースにはいってましたけど、ちょうどカットボールにタイミングが合ってしまって、そんな感じです」と口にし、「元々、どう行くかは相談していたので。それ通りいっていたんですけど、ボールになったので。カットボールを選んで投げました」
そして、マウンドを降りた時は敵地ながら大歓声が送られていたが「凄く悔しかったです。最後は僕が選んだ球だったんですけど、悔しさと、やられたかというそんな感じです」
あと1人で偉業達成だったが、逃した時の気持ちの収め方は「チームが勝つのが凄くうれしいといいますか、それがみんなの目指しているところなので。今日は勝てたら最高でしたけど、負けてしまったので凄く悔しいですし。またこういったピッチングができるように頑張りたいと思います」と前を向いていた。
ドジャースを追う2位のパドレスは10ー8でロッキーズに勝利して連敗を5でストップ。ドジャースとの直接対決が7試合残っている3位のジャイアンツはカージナルスにサヨナラ負けで6ゲーム差のままとなっている。
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