
【豊見城】全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)で初優勝した沖縄尚学高校の阿波根裕さん(3年)と宮城泰成さん(同)が8日、地元の豊見城市役所で優勝報告会に出席した。訪れた小中高校生に瓶詰めした甲子園の土を贈り「野球を始める人が増えてほしい」と語った。
決勝の日大三高戦では阿波根さんが同点となる適時打を放ち、宮城さんが勝ち越しのホームを踏むなど活躍。2人は駆け付けた市民や職員ら約250人に「応援が僕らの大きな力を引き出してくれた」と感謝の言葉を述べ、大きな拍手が起こった。
質問タイムで、厳しかった試合を聞かれた阿波根さんは「延長になった仙台育英戦。運も味方につけて勝つことができた」と振り返り、宮城さんは「山梨学院戦はエラーから失点したが沖尚らしい粘りで勝ち、優勝までいけた」と語った。
2人はじゃんけんで勝ち残った小中高校生11人に甲子園の土を贈呈。最後は写真やサインに応じて交流を深めていた。
(南部報道部・新崎哲史)
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