世界陸連は9日、世界選手権東京大会(13日開幕)から女子種目出場者を対象に行う遺伝子検査について、既に95%を超える選手が完了したと発表した。残るフランスの選手らも開幕までに東京で検査を受ける見通し。2日間の理事会を終え、オンラインで記者会見したセバスチャン・コー会長は「女子種目を保護するための取り組みとして、スポーツ界にとっても大きな成功だ」と語った。

 医療目的以外での遺伝子検査を禁じているフランスの選手や同国を拠点とする選手らに対しては、当初の受検期限に設定した9月1日を過ぎても柔軟に対応した。(共同通信)

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