■MLB ジャイアンツ5×ー1ドジャース(日本時間13日、オラクル・パーク)
ドジャースの山本由伸(27)が敵地でのジャイアンツ戦に今季28度目の先発、7回、91球を投げて被安打1、奪三振10、四死球1、失点1(自責点1)、メジャー通算265勝“レジェンド”のバーランダーと投げ合い、1回2死から打者20人をパーフェクトに抑える好投、打線の援護なく勝敗は付かなかった。チームは延長10回にサヨナラ負け、2試合連続で山本登板日にサヨナラ負けを喫してしまった。
試合後、山本は「自分がどうこうではまったくないですけど、チームとしてはどうしてもとにかく勝たないといけない状況なので、やっぱり今日の試合勝ちきれなかったのはすごく悔しい。とにかく前を向いていくしかないというか、とにかく明日の試合勝てるように全員でやっていけたらなと思います」と振り返った。
自身のピッチングには「初回ツーシームがうまく決まらず、長打を許してしまったんですけど、そこからは今日調子自体はすごく良かったのでしっかり良いコースを狙って投げていくことができたので、結果的に7回いいピッチングができたと思う」と話し、「しっかり作戦立てて挑めてますし、ベン(キャッチャーのロートベット)のことも信頼しているのでそういったところが良い結果につながってるかなと思います」と語った。
メジャー初の規定投球回数クリアについては「まず投げ続けるっていうのがすごくいいなって思いますし、今調子良くいってるので気を引き締めて残り2登板ぐらいですかね。なのでシーズン最後までしっかり気を引き締めてプレーして10月に入りたいです」とポストシーズンを見据えていた。
D.ロバーツ監督(53)は延長10回、T.スコット(31)を登板させて、イ ジョンフ(27)を三振に打ち取ったが、ワンバンウンドの捕球でファウルの判定になった件には「リプレイを見ると確かに地面にはついていなかった。大きなアウトだった。結果としては確かに気分は良くないが、それで何かが変わるわけではない」とコメント。
調子の上がらないスコットには「今はちょっと苦しんでいるが自信を持たせるように努め、タイミングが来たら再び送り出し良い結果を期待していきたい」と口にし、「外からの批判もあるが、クラブハウスの中ではみんな彼を信じているし、私も信じている。我々には彼が必要、それが事実だ。彼は仕事にしっかり取り組んでいつ呼ばれてもいいように準備ができている。プロとして応えてくれている」と守護神の復活に期待していた。
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