12日、開幕した男子の世界選手権は今月28日までフィリピンで行われ、32チームが4チームずつ、8つの組に分かれて予選リーグを戦い、各組の上位2チームが決勝トーナメントに進みます。
世界ランキング5位の日本は1974年以来、13大会ぶりのメダル獲得を目指していて、13日は予選リーグの初戦で世界16位のトルコと対戦しました。
日本は第1セット、キャプテンでエースの石川祐希選手がバックアタックを決めるなど序盤はリードしましたが、相手の威力のあるサーブに対応できず、10対8から4連続ポイントを奪われて逆転され、19対25で落としました。
第2セットも12対10とリードした場面から、相手の高さのあるブロックなどで5連続でポイントを取られてまたも逆転を許し、23対25で奪われました。
第3セットは中盤まで互いにポイントを取り合う展開となりましたが、日本は攻撃でミスが続いたほか、相手の高い打点のスパイクに苦しんで19対25で落とし、セットカウント0対3のストレートで敗れました。
日本は15日、予選リーグの2戦目でカナダと対戦します。
石川祐希主将「ディフェンスをもう一度丁寧に」

キャプテンの石川祐希選手は「第1セットの前半の入りは非常によかったが、連続失点で逆転されてから流れをつかまれてしまった。第1セットを取られてしまってからも同じような展開を続けてしまったことが反省点だ」と振り返りました。
そのうえで「負けた事実は変わらないので、気持ちを切り替えてまずはディフェンスをもう一度丁寧にやっていきたい。今のままでは次の試合も苦戦すると思うが、大会の中で成長して一つ一つ勝っていくしかない」と今後を見据えていました。
高橋藍「次の試合から自分たちのペースに」

高橋藍選手は「自分たちの感覚は特別悪くなかったが、常に相手のペースでやられてしまった。いいプレーもたくさんあったので引き続きやっていきたいが、点数や自分たちのリズムにつなげられなかったので次の試合からはつなげていきたい」と話していました。
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