アメリカンリーグ東部地区3位のレッドソックスは、14日、本拠地のボストンで2.5ゲーム差で追う2位ヤンキースと対戦し、吉田選手は6番・指名打者で2試合ぶりに先発出場しました。

レッドソックスは、相手の先発で今シーズン8勝のウォーレン投手の立ち上がりを攻め、1番からの5連打で3点を先制しなおもノーアウト二塁三塁の場面で吉田選手の第1打席が回りました。

吉田選手は、センターへ犠牲フライを打ち、4試合ぶりの打点をあげて4対0とリードを広げました。

3回の第2打席は先頭で、センター前ヒット、5回の第3打席は1アウト一塁からライト前へヒットを打って5試合ぶりの複数安打をマークしましたが、いずれも得点にはつながりませんでした。

8回の第4打席はレフトフライで、吉田選手はこの試合、3打数2安打1打点、打率は2割3分6厘になりました。

レッドソックスは6対4で勝って連敗を「3」で止め、2位ヤンキースとのゲーム差を1.5に縮めました。

一方、リーグ各地区の2位以下のうち勝率上位の3チームがポストシーズンに進むことができるワイルドカード争いでは、ヤンキースに次ぐ2位となっています。

吉田「最低限の仕事ができた」

吉田選手はこの試合、「積極的に強いスイングをしようと臨んでいた」ということで、1回の犠牲フライについては「追い込まれて三振だけは避けたいというところだったが、うまくバットがボールの下に入って、外野まで飛んでくれた。最低限の仕事ができた」と振り返りました。

レッドソックスはワイルドカード争いで2位となっているものの、3位以下のチームとの差はわずかで、吉田選手は「最後までどうなるかわからない。1試合1試合が本当に大事になってくると思うので、みんなでしっかり最後まで戦いたい」と気を引き締めていました。

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