
2年連続50本塁打は、米大リーグで歴代最多762本塁打を放ったバリー・ボンズも到達できなかった境地。ドジャースの大谷翔平は対戦相手のマークが厳しさを増す中、投打「二刀流」に復帰したシーズンで金字塔を打ち立てた。
最初の達成者は1920、21年と27、28年に50発を超えたベーブ・ルース。マーク・マグワイアは96年から、サミー・ソーサは98年からともに4年連続で50本塁打以上を放った。ケン・グリフィーも97、98年に56発ずつ。2001、02年のアレックス・ロドリゲスを最後に、2年続けて本塁打を50の大台に乗せた選手は出ていなかった。ただ、マグワイア、ソーサ、ロドリゲスは後に筋肉増強剤の使用が取り沙汰された。「クリーン」な大谷が、投手も兼ねながら到達した価値は計り知れない。(共同通信)
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