草薙駅で11月にオープンする駅サウナ「ととの場」(完成予想)

JR東海傘下で商業施設開発のジェイアール東海静岡開発は11月中旬、東海道線の草薙駅(静岡市)に駅直結のサウナを開業する。駅の横を走る東海道新幹線の高架下に3室設ける。JR東海系が駅直結サウナを手掛けるのは初めて。駅の関連施設や高架下の新たな活用法を探る狙いもある。

駅直結サウナは「ととの場」のブランド名で展開する。サウナを通じて心身ともリラックスした状態を示す「ととのう」にかけた。運営はコインランドリーや個人向け倉庫を展開するセンカク(東京・新宿)が担う。

サウナ室はいずれも貸し切りの完全予約制とする。複数人でも利用でき、水風呂や「ととのう」ための椅子なども備える。草薙駅周辺には大学や銀行の本部のほか、住宅街も広がる。気軽に非日常感を味わえる立地を生かし、リピーターを獲得したい考えだ。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。