18日のニューヨーク株式市場では、FRB=連邦準備制度理事会による利下げで景気が下支えされるという期待感に加え、半導体大手の「エヌビディア」が同業の「インテル」に出資すると発表したのをきっかけに、半導体関連の銘柄などに買い注文が集まりました。
ダウ平均株価の終値は前日より124ドル10セント高い、4万6142ドル42セントと、最高値を更新しました。
また、ハイテク関連の銘柄が多いナスダックの株価指数と、多くの機関投資家が運用の指標とするS&P500の株価指数もそれぞれ最高値を更新しました。
市場関係者は「景気に対する楽観的な見方から株価の上昇が続いているが、FRBによる今後の利下げのペースを見極めたいという雰囲気も強い」と話しています。
一方、ニューヨーク外国為替市場では、この日に発表された新規の失業保険の申請件数が市場予想を下回ったことで雇用情勢の急激な悪化への懸念がいくぶん後退し、円を売ってドルを買う動きが進み、円相場は一時、1ドル=148円台前半まで値下がりしました。
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