18日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均は前日の終値から124.10ドル(0.27%)上昇し、4万6142.42ドルで取引を終え、最高値を更新した。更新は11日以来5営業日ぶり。
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17日に米連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げの再開を決めたことや、FOMC参加者による経済見通し(中央値)で、1回あたり0.25%幅換算で、年内にさらに2回利下げをするとの予想が示されたことなどが好感された。一時は300ドル近く上昇して4万6317.52ドルをつけ、取引時間中の最高値も更新した。
さらに、米半導体大手エヌビディアが18日、米インテルに50億ドル(約7400億円)を出資すると発表した。期待感から、エヌビディアの終値は前日から3.49%上昇し、全体を押し上げた。ダウ平均の構成銘柄ではないが、インテル株も買いが広がり、終値は前日より22.77%高と大幅に上昇した。
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