
米アップルは19日、新型スマートフォン「iPhone17」シリーズを日本などで発売した。ノートPCやタブレットで使われていた「Air」を冠する薄型の新機種に注目が集まった。
午前8時前、アップルストア表参道店(東京・渋谷)には購入予約済みのファンら43人が、いち早く新製品を手にしようと列をつくった。並んだ人数は1年前のiPhone16発売時とほぼ同じだった。
iPhone Airを購入した35歳の男性エンジニアは「薄さと目新しさで購入を決めた。どのくらい使いやすいのか気になる」と語った。
アップルの新作iPhone Airは厚さ5.6ミリメートルで重量が165グラム。カメラは一眼にして薄さに振り切った。アップルストアでの価格は15万9800円でキャリアでは楽天が最安の18万5900円だ。

KDDIは同日、新型iPhoneの販売開始に合わせて2019年以来となる発売イベントを開いた。松田浩路社長、同社のCMに出演する俳優の有村架純さん、西野七瀬さんが登壇し、午前8時の開始に合わせてカウントダウンした。

松田社長は「史上最薄のiPhone Airに注目している。カメラも多くのシーンに対応できる性能だ」と期待を込めた。
米スペースXの衛星通信網「スターリンク」を活用したスマホとの直接通信サービスに、iPhone13以降の計21機種がデータ通信に対応したことも発表。地上の基地局の電波が届かない場所でも天気予報サービスなどのアプリを使うことができる。
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