ダイドーリミテッドは19日、子会社のブルックスブラザーズジャパン(東京・品川)の税務申告をめぐり、東京国税局から25億円の課税漏れを指摘されていたと発表した。追徴課税は7億8000万円となり、同社は支払い方法について東京国税局と協議している。
同社は米ブルックスブラザーズに商標権などに関わる費用を支払う際に、源泉所得税を納めていなかった。源泉所得税には外国との二重課税を防ぐために租税条約に基づく免除措置があるが、東京国税局は同社が条件を満たしていないとして制度の適用を認めなかったという。
ダイドーリミテッドは「関係者の皆様にご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げる」とコメントした。

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