19日の東京株式市場は、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会が政策金利の引き下げを決めたことで、日本企業の業績にもプラスになるという見方が広がっていることに加え、半導体大手の「エヌビディア」が「インテル」に出資すると発表したことを受け、買い注文が広がっています。
午前の取り引きでは、半導体関連をはじめ多くの銘柄に買い注文が入り、日経平均株価は一時500円以上値上がりし、取引時間中の最高値を更新しました。
取引時間中の最高値を更新するのは、18日に続いて2日連続です。

▽午前の終値はきのうの終値と比べて348円65銭高い4万5652円8銭。
▽東証株価指数=トピックスは21.94上がって3180.81。
▽午前の出来高は8億9014万株でした。
市場関係者は「アメリカの主要な株価指数も最高値を更新していて、利下げによって景気が下支えされるという期待感が強い。東京市場でも半導体関連や自動車、金融など幅広い銘柄が買われていて、日本企業にも追い風になるとみられている」と話しています。
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