19日の東京株式市場で、日経平均株価は前日比257円62銭安の4万5045円81銭と反落した。半導体関連株の上昇にけん引され、朝方に取引時間中の最高値を更新したものの、日銀が上場投資信託(ETF)の売却を決めると一転して大幅に下落した。下げ幅が800円を超える場面もあった。

午前の取引で、日経平均は4万5852円75銭まで上昇した。米半導体大手エヌビディアが経営難の同業インテルに出資すると発表したことが、「最近の人工知能(AI)・半導体関連株の人気をあおった」(国内証券)という。

しかし、午後に入って日銀の金融政策決定会合の結果が公表されると株式先物などに売りが広がり、荒れ模様の1日だった。

日経平均株価の終値を示すモニター。取引時間中の最高値を更新したが、午後に急落した=19日午後、東京都中央区

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