リンクトインが提供を始めたパズルゲーム「数独」のイメージ

ビジネスSNSのリンクトイン・ジャパン(東京・港)は13日、リンクトインで数字パズルゲーム「数独」の提供を始めたと発表した。パズル制作会社のニコリ(同・中央)と共同開発した。ゲームを通じて利用者間の交流を促し、サービス定着につなげる。

「Mini(ミニ)数独」の名称で始めた。米リンクトインに世界数独選手権で3度の優勝経験がある社員がいたため、ニコリとの共同開発の話が持ち上がった。ニコリがグローバル企業と連携するのは初めてとなる。

ゲーム内では自身の順位を確認できるほか、掲示板でユーザー同士がメッセージのやり取りができる。パズルの攻略法などの共有を通じ交流してもらう。国内外で転職支援サービスが広まる中、ユーザー間のコミュニケーションを活発にして利用定着を進める。

リンクトインはこれまでに5種類の独自ゲームを展開してきた。利用者の86%が翌日も継続してプレーし、82%が1週間後もプレーするなど、定着率は高い。

リンクトイン・ジャパンの田中若菜代表は「ミニ数独を通じて、次世代の人材が有意義なつながりを築くために支援したい」と語った。ニコリの安福良直社長は「これまでの知見を生かし、世界中の人々に数独の魅力を届けたい」と話した。

BUSINESS DAILY by NIKKEI

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