発表によりますと、三井住友フィナンシャルグループ傘下のSMBC日興証券とアメリカの金融大手「ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループ」は、国内外で日本企業の株式を扱っている両社の事業を統合し、新たな合弁会社を設立します。

合弁会社は2027年1月の開業を目指し、中でもジェフリーズが持つネットワークを生かして海外の機関投資家などに日本企業の株式の売り込みを図るなど海外事業を強化する方針です。

また、三井住友フィナンシャルグループもジェフリーズへの出資比率を今の14.5%から最大20%に引き上げ、両社の連携を拡大することにしています。

金利のある世界のもとで業績が好調な金融業界では、みずほフィナンシャルグループがアメリカで企業買収のアドバイスを行う投資銀行を買収したほか、生保、損保の大手も海外企業の大型買収に乗り出すなど、収益を海外事業の強化に振り向ける動きが活発になっています。

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