ニューヨーク株式市場では、17日にFRBが示した政策金利の見通しから、今後も利下げが進んで景気や企業の業績が下支えされるとの期待感から、ダウ平均株価の上昇傾向が続いています。

19日も、この日に発売された新型のスマートフォンの売れ行きが好調だと伝わったアップルの株価が3%を超える上昇となるなど買い注文が出て、ダウ平均株価の終値は前日と比べて172ドル85セント高い、4万6315ドル27セントと最高値を更新しました。

ダウ平均株価の値上がりは3日連続です。

また、ハイテク関連の銘柄が多いナスダックの株価指数と、多くの機関投資家が運用の指標としているS&P500の株価指数も上昇して最高値を更新しました。

市場関係者は「アメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席による電話会談については具体的な成果を見極めたいという投資家が多かった。利下げへの期待感がどこまで続くかに投資家の関心が集まっている」と話しています。

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