NTTドコモ

NTTドコモが取り扱うスマートフォンなどの端末で、19日16時半ごろから約17時間にわたり通信回線を開通しづらくなる不具合が発生した。オンラインで端末の契約者情報を書き換える「eSIM」の管理サーバーが故障し、eSIM対応端末からの開通手続きが滞った。20日午前9時36分にほぼ復旧したという。

同社が19日に発売した米アップルの「iPhone 17」シリーズもeSIMにしか対応しておらず、全国の購入者が影響を受けた。ドコモは不具合発生に伴ってeSIMの開通申し込みやeSIMのみ対応する端末の販売を停止していたが、復旧に伴い再開した。

eSIMは携帯電話会社の管理サーバーにある契約者情報を端末内蔵のSIMに送り込み、端末の通信回線を使えるようにする技術。物理的なSIMカードを端末に差し込んで使う従来方式よりも開通作業が手軽で、近年利用が広がっている。

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