沼津あじフライたるたるサンド=静岡県沼津市役所で2024年8月28日、石川宏撮影

 沼津あじフライたるたるサンド(あじたるサンド)を沼津を代表するグルメに育てようと、沼津港振興会Sea(シー)級グルメ部会が、あじたるサンドの認定店を募集している。事務局の静岡県沼津市水産海浜課は「認定店が50店くらい集まり、あじたるサンドが沼津の名物になれば」と期待している。

 あじたるサンドは、タルタルソースをかけたアジフライをパンで挟んだ料理。鳥取県境港市で昨年11月に開かれた水産物限定の「第15回Sea級グルメ全国大会」に出品するため考案された新しい料理で、大会で優秀賞に選ばれた。今月27、28日に青森市で開かれる第16回大会にも出品される。

 認定店の条件は、あじたるサンドを通常メニューなどとして数年間にわたり販売を続けられること。アジは天然でも養殖でもよく産地も問わない。タルタルソースは抹茶などを使って緑色に仕上げる必要がある。認定店に登録されると、市が年度内に作るパンフレットに掲載されるなど市の応援を受けられる。

 1次募集の期間は10月31日まで。期間中は11月以降に必要な認定料5000円が免除される。市ホームページから登録申込書をダウンロードし、事務局にメールか郵送で申し込む。問い合わせは水産海浜課(055・934・4756)へ。【石川宏】

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