
ホテル「インターコンチネンタル」などを運営する英IHGホテルズ&リゾーツは長野県の軽井沢エリアで2028年に最高級ブランド「リージェント」のホテルを開業する。建築家の隈研吾氏が設計し、客室数は全58でヴィラも設ける計画だ。インバウンド(訪日外国人)の需要をにらみ温泉施設などをアピールする。
リージェントは現在世界11カ所にあり、国内では京都府で28年開業に向けて工事が進む。京都が先に開業し、軽井沢は2カ所目の予定だ。IHGは「リージェント軽井沢」を日本のリゾート地へ初めて進出するリージェントブランドのホテルと位置付ける。
軽井沢は首都圏からの旅行者が多い一方、白馬など長野県内のスノーリゾートに比べると海外富裕層からの認知度はまだ低いと見る。最高級ブランドの誘致によって、インバウンドからの認知拡大をにらむ。
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