
大和ハウス工業は22日、マレーシアで開発を進めていた物流施設が完成したと発表した。延べ床面積は東京ドーム約3個分の広さに相当し、同社が海外で手掛ける物流施設では最大となる。総事業費は約170億円。10月からテナント企業の入居を始める。
地上3階建てで延べ床面積は15万6122平方メートルにのぼる。複数の企業が利用するマルチテナント型の物流施設で、最大12のテナントが入居できる。1階ではマレーシアでも需要が増えている低温物流に対応できるようにした。
物流施設があるのはマレーシアの首都クアラルンプールの中心部から南西に約27キロメートルのセランゴール州シャーアラム。東南アジアや中東、欧州を結ぶ要衝の港「クラン港」から約24キロメートル、クアラルンプール国際空港から約40キロメートルと交通の利便性も高い。

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