
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA、東京・新宿)は23日、「日本ゲーム大賞2025」の年間作品部門で「メタファー:リファンタジオ」が大賞を受賞したと発表した。「ペルソナ」シリーズなどを手掛けたアトラス(東京・品川)が開発し、世界累計販売本数が200万本を超えるヒット作だ。シリーズ続編ではない完全新作として注目されていた。
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日本ゲーム大賞は1996年の創設で、今回が29回目。今回から「東京ゲームショウ」の会期中ではなく事前の発表となった。ゲームショウで展示・発表された未発売作品から選ぶ「フューチャー賞」は従来通り開催最終日に発表する。
年間作品部門は2024年4月1日から25年5月31日までに日本国内でリリースされた全ての作品が選考対象。一般投票で選ばれた約3000作品から、業界誌編集者や流通関係者、クリエーターらでつくる選考委員会で決めた。
新たなジャンルやゲーム性を生み出した作品に与えられるブレイクスルー賞は「Clair Obscur:Expedition33」、積極的にゲームをしない幅広い層にアプローチしたムーブメント賞は「Pokémon Trading Card Game Pocket」だった。
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