
中部電力の販売子会社の中部電力ミライズと住信SBIネット銀行は24日、中小企業向けの銀行サービス「ビジエネBANK」を始めたと発表した。これまで銀行サービスは家庭向けに限定していたが、企業向けにも拡充。電気代の支払口座をビジエネBANKに指定すると、料金の数%ほどをキャッシュバックする。
高圧電力で50キロワットの契約の場合は年間6万円、200キロワットの場合は24万円還元する。電気代を口座から引き落とした月の翌月末までに払い戻しされる。このほかに他行宛ての振込手数料が月10回まで無料になる特典も用意した。
中部電力ミライズによると企業や個人事業主向けの預金・為替を含む銀行サービスの提供は電力業界で初めてだという。担当者は「中小企業などのビジネスパートナーとして事業成長を支援したい」と話した。
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