北陸電力グループの北電情報システムサービス(富山市)は24日、企業や金融機関のクラウド利用を支援するサービス「FIT-Cloud Assist(フィットクラウド アシスト)」の提供を開始したと発表した。米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)を利用したクラウド環境の構築などを代行し、クラウド移行にかかる負担を軽減する。
専門知識の不足やセキュリティーへの不安などで導入をためらう企業が多いことがサービス開始の背景にある。同サービスではAWSの認定資格を持つエンジニアがクラウド環境を構築することで、専門知識がなくても先進機能を利用できるようにする。AWSのセキュリティー機能を活用し、厳格な管理下でシステムを稼働させる。
基幹システムをオンプレミス(自社所有)からクラウドに移行したい企業や、セキュリティーを重視しながらクラウドを活用したい金融機関や医療機関、官公庁のニーズを見込む。
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