伊藤忠商事とセブン銀行は18日、資本業務提携に向けた協議を開始すると発表した。伊藤忠傘下のコンビニ大手ファミリーマートの現金自動預払機(ATM)などについて協業の可能性を探るとみられる。伊藤忠からセブン銀への出資比率は2割程度を軸に検討しており、両社は9~10月ごろの合意を目指して交渉を進める。
セブン銀は全国のコンビニなどに2万8000台以上のATMを設置。ファミマはイーネット(東京)などのATM計約1万6000台を店舗に配置しているが、セブン銀の機種への置き換えが進めば規模の拡大を通じたコスト削減が見込める。セブン銀のATMは個人認証などの機能で優れているとされ、サービス向上につながる利点もある。
伊藤忠商事(写真上)とセブン銀行のロゴマーク
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。