
川崎重工業と岩谷産業などが出資する日本水素エネルギー(JSE)と関西電力、オーストラリアのエネルギー大手、ウッドサイド・エナジーは25日、液化水素の供給網の整備で連携すると発表した。豪州から液化水素を調達し、日本の受け入れ基地まで運搬する。
25日、大阪市内で覚書を締結した。ウッドサイドが豪州西部で進めているプロジェクトで生産した液化水素を、運搬船で日本の受け入れ基地まで輸送する。2030年ごろの供給網の整備を目指す。
関西電力は姫路エリアで、JSEは川崎エリアでの受け入れを想定する。JSEは川崎市内で水素の大量輸送のパイプライン計画を進めるなど、国内でも供給網の整備が進む。
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