静岡県は認定VCと連携し、資金調達を通じてスタートアップを支援する(写真は県庁)

静岡県はこのほど、県内スタートアップの資金調達を支援する「ファンドサポート事業」の認定ベンチャーキャピタル(VC)として、SBIインベストメントなど46社を選んだと発表した。スタートアップの成長加速を後押しし、産業の新陳代謝につなげる。

認定VCはほかにしずおかフィナンシャルグループ系の静岡キャピタルや農林中金キャピタルなど。独立系VCも多い。

ファンドサポート事業は認定VCが出資したスタートアップを対象に、県が最大4000万円の交付金を出す仕組みだ。県内企業とのマッチングや財務管理体制整備などもサポートする。

今後は10月1日〜11月12日にスタートアップから交付金申請を受け付ける。地域課題を解決するか、県の産業育成事業に関連するかといった点を審査し、12月下旬をメドに交付対象のスタートアップを決める予定だ。

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