吸熱パッド「ゲラミック」の車載電池への導入イメージ

DICはリチウムイオン電池が発火した際の延焼を防ぐ吸熱パッドを開発したと発表した。特殊なゲルが高温を吸収して温度上昇を抑え、高温下でセラミック化し断熱性や耐破片性を発揮することで延焼と熱の伝わりを物理的に遮断する。中長期的に電動アシスト自転車や電気自動車(EV)に載せるリチウムイオン電池への展開を計画する。

吸熱パッドの製品名は「GELRAMIC(ゲラミック)」。リチウムイオン電池搭載製品の普及で電池の過熱・発火事故が社会課題となっていることに対応する。材料評価試験では、電池の内部温度が最大1369.2度まで上昇する熱暴走時でも、厚さ5.0ミリの吸熱パッドによりアルミ板外面温度を90.4度以下に保持することを確認したという。

短期的には使用済みリチウムイオン電池回収ボックスへの導入を見込む。2030年までに約10億円の売り上げを目指す。

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