
バンダイナムコホールディングスは大阪・関西万博で人気アニメ「機動戦士ガンダム」の世界観を表現した「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」を出展している。建物の横には関西初展示となる実物大のガンダム像がひざまずき、天に手を伸ばすような姿でたたずむ。その前では写真撮影を楽しむファンが絶えないが、館内にはファンも、そうでない来館者も、満足できる体験が待っている。
「機動戦士ガンダム」の物語では、宇宙や地球を舞台とする戦争で「モビルスーツ」と呼ばれる巨大な人型ロボットが戦いを繰り広げる。パビリオンでは戦後、モビルスーツがかつてとは異なり平和のために宇宙で活用される未来を描く。

来場者は「夢洲ターミナル」から「軌道エレベーター」に乗り、宇宙ステーション「スタージャブロー」へと旅する設定だ。床振動と壁一面のスクリーンで、まるで本当にエレベーターで宇宙へと上がって行くようなわくわく感を楽しめる。
「スタージャブロー」へ到着すると、窓から宇宙空間で作業をするモビルスーツの様子が見られる。ファンにとってはおなじみの機体を見つけることも楽しみだ。クライマックスは「ガンダム」と「ジオング」の戦闘シーン。床が振動する演出や、巨大スクリーン上で繰り広げられる大迫力の映像は臨場感があり目が離せない。

パビリオンを出ると、大屋根リングを背景に空へ手を伸ばすガンダム像の後ろ姿が見えてくる。その力強い背中を見ると、「ガンダム」と一緒に宇宙へ踏み出す希望が湧いてくるようだ。ガンダムを全く知らなかったという名古屋市から来た女性は、「体験前後でガンダム像の見え方が全く変わった。今はすごくかっこいいと感じる」と感動した様子。宇宙への無限の可能性をぐっと身近に感じられるはずだ。
GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(W07)の位置は


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