
ファミリーマートは26日、月見関連の新商品を30日から販売すると発表した。背脂やニンニク、チーズなどを使った濃い味付けで「背徳感」のあるパスタなどの麺や米飯をそろえた。同社が月見関連商品を販売するのは初めて。ボリュームのある商品に加えて、グラタンなどの洋風メニューで女性の需要も新たに取り込む狙いだ。
30日から全国の店舗で、月見関連商品10種を販売する。同社が2024年9月に販売した「背徳のコンビニ飯」シリーズの月見商品として打ち出す。月をイメージした卵を使い、見た目で月見を演出した。背脂を使用したおにぎりの中に煮卵が入った「大きなおむすび 月見おむすびマヨたま」(328円)や「大盛太麺!月見唐揚げ にんにくマヨパスタ」(646円)、ニンニクを加えたホワイトソースのカルボナーラ風グラタンなどをそろえる。
ファミマは、外食チェーンで秋の風物詩となっている月見商戦に初めて参入する。マーケティング本部の橋本剛氏は「背徳飯シリーズが主要顧客とする40代〜50代の男性のほか、30代〜40代の女性の需要も取り込めるグラタンやバーガーを商品ラインアップに加えた。来年以降も定番商品としての販売を目指す」と話す。

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