
サンマの水揚げ15年連続日本一の北海道根室市で27日、「根室さんま祭り」(同祭り協賛会主催)が2日間の日程で開幕し、根室港の特設会場に炭火で焼く香ばしいサンマの煙がたちこめた。
今年は炭火焼き用の生サンマ約5トンが用意され、トレーとはしのセット(200円)を購入すれば焼き放題・食べ放題とあって、開幕前から長蛇の列ができた。
炭火焼きだけでなく根室さんまロール寿司(ずし)(1000円)やサンマの「刀汁」(500円)。さんま節ラーメン(800円)などサンマづくしで、多くの観光客でにぎわった。
祭りは1993年、花火大会の会場で有志が500キロを無料で振る舞ったのが始まりで、今年で33回目。昨年までは初日の夜、岸壁にサンマ漁船が横付けされて集魚灯が放つ光が祭りを盛り上げたが、今年は昼のみの開催となった。
2日目の28日は午前8時半から午後2時半まで。【本間浩昭】
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