NTT東日本とNTT西日本は29日、固定電話サービスのうち、メタル(銅)回線を使う「加入電話」の基本料を1995年以来約30年ぶりに値上げすると発表した。来年4月から住宅用を月額税込み220円、事務用で同330円値上げする。

 加入電話はメタル回線の老朽化や利用減少が進んでおり、両社は2035年度までに廃止する方針。光回線や携帯電話網を使った代替サービスへの移行を26年度から一部エリアで先に進め、28年度ごろから本格化させる。詳細はNTT東西(0120・279・116)へ。

 代替サービスの基本料金は現行の加入電話と同額のまま据え置く。加入電話から移行する際の初期費用も無償にするという。

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