東邦ガスは環境コンサルのGreen Carbon(東京・千代田)と、フィリピンで温暖化ガスの削減量を取引するカーボンクレジットの共同実証を始めたと発表した。二国間クレジット制度を活用した水田由来のカーボンクレジットを創出する。温暖化ガスを削減しながら、海外の経済振興につなげる。
フィリピン中部で稲作が盛んなボホール州で、「間断灌漑(かんがい)」という手法を活用してカーボンクレジットの創出を目指す。間断灌漑とは水田から一定期間水を抜いて土壌を乾燥させた後、再び水を張ることを繰り返す方法だ。これによりメタンガスの排出量を削減する。
この手法は日本とフィリピンとの間で二国間クレジット制度の対象として承認されている。この実証は両国のカーボンニュートラル(温暖化ガス排出実質ゼロ)に貢献するだけでなく、現地の農家が新たな収入源を得ることを可能にする。創出されたカーボンクレジットは、温暖化ガス排出量を相殺する「カーボンオフセット都市ガス」として東邦ガスが供給することなどを予定している。
東邦ガスは2050年に客先を含めたカーボンニュートラル実現を目標に掲げている。
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