
東日本高速道路(NEXCO東日本)の由木文彦社長は1日、旧日本道路公団の民営化から20年を迎えたのを機に「グループ全体の実力と信頼を積み重ねていく」と語った。自然災害の激甚化や自動運転技術の進展など高速道路を取り巻く環境が変わるなか、2026年度からの新しい中期経営計画の策定に注力する。
都内で開いた創立20年の記念行事でコメントした。グループの進化に向けた3つの重点分野を挙げた。既存の高速道路事業の強化に取り組み、脱炭素や地域活性化などの社会貢献に力を入れる。自動運転技術への対応や海外展開など事業領域の拡大も進める。
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