
京葉銀行は1日、資金使途を再生可能エネルギー関連の融資に限定した法人向けグリーン預金の取り扱いを始めた。千葉県内を地盤とする地銀では初の取り組み。取引企業が手軽に脱炭素の取り組みに参加できるようにするとともに、同行の環境に配慮した融資の拡大にもつなげていく。
名称は「アルファグリーン定期預金」。期限は12月30日までで、法人から200億円を募集する。預入金額は5000万円以上から。適用金利は年0.275%で、通常と変わらない。担当者は「金利ある世界で預金獲得は重要だと考える。預金した企業もお断りされなければ原則名前を公表して、環境への取り組み周知につなげていただきたい」と指摘した。
来年以降もグリーン預金の取り組みは継続していく方針という。
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