熊谷組が環境債を活用して投資を計画している、洋上風力建設向け自己昇降式作業台船の完成イメージ

熊谷組は、環境に配慮した事業に資金使途を限定する「グリーンボンド(環境債)」を85億円程度発行すると発表した。洋上風力発電設備の建設工事に使用する自己昇降式作業台船(SEP)への投資に充当する予定だ。グリーンボンドの発行は同社では初となる。

「株式会社熊谷組第1回無担保社債(特定社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)」という名称で、10月から発行年限5年の予定で発行する。主幹事証券は大和証券とSMBC日興証券が務める。大和証券がグリーンボンドの枠組み策定や外部評価取得の助言などを通じて発行を支援する。

熊谷組を含むゼネコンとマリコンのコンソーシアム6社は、再生可能エネルギーの中でも市場拡大が見込まれる洋上風力発電設備の建設工事を担うため、2022年3月にジャパン・ウィンド・ファーム・コンストラクション(JWFC、東京・中央)を設立した。

一般海域における洋上風力の建設工事は2027年頃から本格化する予定で、JWFCが建設工事に使用するSEPを共同保有して工事に参入する計画だ。

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