ダイセキは親子上場を解消する(ダイセキの廃液処理工場)

廃棄物処理大手のダイセキは2日、連結子会社で土壌処理を手掛けるダイセキ環境ソリューションをTOB(株式公開買い付け)で完全子会社化すると発表した。3日に買い付けを始める。ダイセキ環境ソリューションは2026年2月末までに上場廃止となる。顧客の新規開拓などで連携を強化する狙い。

買い付け予定価格は1850円。買い付け総額は約143億円を見込む。ダイセキの山本哲也社長は「子会社化によりグループの利益を最大化する」としている。

ダイセキは東証プライム市場と名証プレミア市場、ダイセキ環境ソリューションは東証スタンダード市場と名証プレミア市場にそれぞれ上場している。TOBにより親子上場を解消する。

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