ヤマハ発動機は19日、2026年上期に新たな「原付き(原動機付き自転車)」を発売すると明らかにした。運転免許の区分見直しに対応し、総排気量125cc以下で最高出力を抑えた。25年11月の排ガス規制強化により現行の原付き生産は終わる。新たな通勤・通学の足として販売に力を入れる。
ヤマハ発は投入する新基準に対応した原付きを自社生産する。現行の原付き(50cc以下)の生産はホンダに委託していた。価格や販売計画台数などの詳細は明らかにしていない。
警察庁は25年4月、50cc以下に限っていた原付きの免許区分を見直した。エンジンの最高出力を4キロワット以下に抑えた125cc以下の二輪車であれば、原付き免許で運転できるようになった。

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