富山県や北陸銀行、起業家育成プログラムを提供する一般社団法人VENTURE FOR JAPAN(VFJ、仙台市)は7日、起業家育成で連携協定を結んだ。県外の若者を対象に呼び込み、県内企業の新規事業創出につなげる。
育成プログラムは新卒・第二新卒の若者を想定する。県外の希望者と県内企業を結びつけ、2年間をめどに事業責任者として就労してもらう。北陸銀が顧客のなかから受け皿となる企業を募集する。県はプログラムに参加する若者の住居支援のほか、県内起業家が企画する地域振興イベントなどへの参加機会を提供する。
VFJは育成プログラムを通じ、これまで約60人の若者を各地の企業に研修で送り出している。2年後の進路実績は継続が60%、転職が20%、起業が20%となっている。県では転職や起業であっても、富山で進めてもらえば「移住促進や県内経済の活性化につながる」(スタートアップ創業支援課)としている。
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