靴下販売のタビオが7日発表した2025年3〜8月期の連結決算は、最終損益が2億6600万円の黒字(前年同期は1億7900万円の赤字)となった。ソックスの値引き販売の抑制などで採算が改善した。前期に特別功労金として計上した3600万円の特別損失の影響がなくなったほか、税金費用も減少した。

売上高は微減の79億円だった。国内専門店で都市部などでは訪日外国人らの需要を取り込めたものの、郊外や地方の店舗では販売に苦戦した。フットボールなどスポーツ向け商品の値上げ効果もあり、営業利益は3億5300万円と15%増えた。

同日、最大で3750万円を投じて自己株式を取得すると発表した。発行済み株式総数(自己株式を除く)の0.37%に当たる2万5000株を上限とする。株主還元の強化や資本効率の向上につなげる。取得期間は10月8日から26年10月7日まで。

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