7日の米ニューヨーク外国為替市場で、対ドル円相場は一時1ドル=151円台をつけた。自民党の高市早苗新総裁の就任を受け、財政拡大への懸念などから円安が進み、3月下旬以来、約半年ぶりの円安・ドル高水準となった。

 高市氏は、ガソリン減税や地方自治体への交付金拡充などに取り組む意向を示している。こうした政策により財政が悪化するとの見方のほか、日本銀行が利上げに動きにくくなるとの観測もあり、円を売る動きが広がっている。

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