
マクセル子会社で電設工具・電気機器製造のマクセルイズミ(長野県松本市)は8日、衣服の毛玉をとる新しい装置を発売すると発表した。服を傷つけにくい刃の構造を採用したことで、ストッキングやタイツなど破れやすい衣類にも使えるようになったという。
同社の毛玉取り器としては約5年ぶりに構造や外観などを刷新した。最上位モデルには「デリケート外刃」と呼ばれる毛玉を絡めとるための刃が付属している。毛玉を取るためにきめ細かな穴が開いており、毛玉を取っても衣服の生地が伸びたり破れたりしにくくなった。フル充電した場合は約38分間使用できる。
23日から主に家電量販店で発売する。市場想定価格は最上位モデルで6580円。新商品は年間で約22万台の販売を目指す。国内販売から始め、中国や韓国など国外での販売も視野に入れる。

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