ABCマートGRANDSTAGE銀座店

エービーシー・マートが8日発表した2025年3〜8月期の連結決算は、純利益が前年同期比1%増の243億円だった。円高で海外事業が振るわず営業減益だったが、営業外収益で有価証券売却益を11億7600万円計上したため最終増益となった。

売上高は1%増の1901億円、営業利益は1%減の336億円だった。

事業別にみると国内事業のセグメント利益は7%増の303億円だった。郊外の商業施設を中心に新規出店し、手を使わずに履けるハンズフリー靴を地方店舗へ広げた。子供靴の全品割引を実施したことで親による大人用の靴の購入につながった。スポーツブランドのTシャツやハーフパンツなどのスポーツアパレルも好調だった。

一方で韓国や台湾を主力とする海外事業のセグメント利益は43%減の32億円だった。円高により円換算した収益が目減りした。国別の売上高は韓国が8%減、米国が11%減だった。

26年2月期の連結業績予想は据え置いた。売上高は前期比3%増の3839億円、純利益は微増の455億円を見込む。

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