アメリカで19日に発表された先月の住宅着工件数が市場予想を上回ったことで、ニューヨーク株式市場では景気は堅調だという見方から買い注文が先行し、ダウ平均株価は前日と比べて一時、300ドル近くの値上がりとなり、取引時間中の最高値を更新しました。
ただ、その後は22日に予定されているFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長の講演を前に、利益をいったん確保しようという売り注文も出て、終値は、前日と比べて10ドル45セント高い、4万4922ドル27セントでした。
一方、ハイテク関連の銘柄が多いナスダックの株価指数は、大手半導体メーカーなどに売り注文が広がったことで1.4%の下落となりました。
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