
デザイン会社のグッドパッチは、生成AI(人工知能)でアプリをデザインするツールの「Layermate(レイヤーメイト)」を買収したと発表した。生成AIと会話すると、アプリの利用者が使いやすいようにボタンなどを配置したデザインが自動でつくれる。グッドパッチは買収を通じてAI活用を強化する。
買収額は非公表。IT(情報技術)企業のRera(東京・渋谷)からレイヤーメイトの事業を切り出した新会社を設立し、グッドパッチが株式の過半を取得した。業績への影響は軽微と見込む。
レイヤーメイトはデザイン基盤としてよく使われる米フィグマのサービスに組み込んで利用する。現在は個人での利用を想定しており、今後は機能を強化して法人向けに提供する計画だ。グッドパッチが顧客向けに提供するデザインの製作時にも利用する。AIで効率的に高品質のデザインを生成できるようにし、業務を効率化する。
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